手術後の硬性コルセットを卒業するタイミングで、医師から「次は軟性だけど少し硬めのタイプにしましょう」と言われて使い始めたのが、このコルセットでした。
軟性ほど柔らかくはないけれど、硬性ほどガチッと固定されない。その“中間のサポート力”が、回復期の私にはちょうど良いバランスでした。
実際に使ってみて感じたことや、どんな時期に合っていたのかをまとめています。
なぜ「軟性だけど硬め」のコルセットを使うことになったのか
硬性コルセットを使っていた頃、背中に少し隙間ができる構造のせいで、横になったときにその隙間に背中のお肉が挟まれてしまい、炎症を起こしたことがありました。手術後で動きにくい時期は寝返りもゆっくりになるため、知らないうちに圧がかかってしまい、これが地味に痛くて困っていました。
そのことを診察で医師に相談したところ、 「背中に隙間ができない巻くタイプの方が合っていると思います」 と言われ、次の段階として 軟性だけど硬めのコルセット を処方していただきました。
軟性だけど硬めのコルセットってどんなもの?

布ベースで作られている点は軟性コルセットと同じですが、内部に薄い樹脂板のような芯が入っていて、柔らかさの中にしっかりした支えがあるタイプです。
完全に固定するわけではありませんが、前かがみやねじる動作を“やりすぎないように”軽く制限してくれるので、 「守られているけど動きやすい」という絶妙なバランスがあります。
さらに、硬性コルセットと違って折りたためるため、外したときに場所を取らず、扱いやすさも大きなメリットでした。
実際に使ってみて感じたこと
つけてみてまず感じたのは、硬性コルセットより体が動かしやすいのに、軟性コルセットより安心感があるということでした。 歩くときの不安定さが減り、前かがみの動作も「完全にダメ」ではなく、無理のない範囲で動けるようになりました。
硬性ほどの固定力はないですが、背中に隙間ができない構造のおかげで、硬性コルセットのときのようにお肉が挟まって炎症を起こすことがなくなり、横になるときの不快感が大きく減ったのは本当に助かりました。
どんな時期に合っていた?
私の場合、このコルセットが一番合っていたのは、硬性コルセットを卒業した直後の回復期でした。もう少し動きたい気持ちはあるものの、完全に柔らかい軟性タイプに戻るのはまだ不安があり、かといって無理な動作だけはしっかり防ぎたい。そんな微妙な時期にぴったりの装具でした。
「守られながら動ける」という安心感があり、硬性コルセットほど動きを制限されず、でも軟性コルセットほど不安定でもない。その中間のサポート力が、まさに今の自分に必要なバランスだと感じました。がちょうど良かったのだと思います。
医師に言われた注意点
医師からは、締め具合のバランスがとても大切だと説明を受けました。締めすぎると呼吸がしづらくなり、逆に緩すぎるとサポート力が弱くなってしまうため、適度な締め具合を意識するようにと言われました。
同じ悩みの人へ
軟性だけど硬めのコルセットは、 「硬性コルセットを卒業したいけど、まだ完全に柔らかいタイプは不安」 という時期にとても使いやすい装具です。
動きやすさと安心感のバランスが良く、 回復期の“ちょうどいいサポート”として役立ちました。
ただ、硬性と比べると固定力が足りないので、 症状に合わせて硬性・軟性を使い分けることが大切だと感じました。